睦の病院へは薬がなくなるまで行かない予定でした。
ただ、どうも脱水症状を起こしているように見えたので、少し予定より早いですが、連れて行ってきました。
すると病理検査の結果が出てきたとのことでした。
やはり脱水症状は出ていたので、点滴をしてもらっている間に話を聞きました。
結果としてはリンパ腫ではない、FIPにかかっている時の特徴的なデータは全くみられないため、それでもないようだ、だけど何が原因で衰弱しているかは特定できない、こんな症例は見たことがないということでした。
症状的にはFIPに近いとはいうものの、完全に発症していれば、もっと早いペースで病状が深刻化しているはず。
3機関で検査結果を見てもらっているものの、どこでも同じように分からないということでした。
ただ、やはり何かのウイルスが原因のはずで、それが何か分からないので、出来ることは2つ。
1つ目は、可能性の問題として、FIPにかかりかけている状態であるかもしれないので、FIPの治療に使われるムティアンというものを使う。
ただし、ムティアンはまだ薬としての認可が世界中のどこの国でもされておらず、中国から輸入できる病院は大阪にもあるが、あくまでもサプリとしての位置付けだし、必ず治るというわけでもない上に、副作用などの悪影響がまだ全然分かっていない。
また、非常に高額で、150万円ほどはかかるだろうとのこと。
2つ目は、これまでと同じく抗生剤とステロイドを投与しつつ、流動食を食べさせて、脱水が起きたら点滴をするというのを続けて様子を見る。
その話を聞いてもしばらくどうしていいか、全然判断がつきませんでした。
現状ではFIPであるという診断が出わけでもないのに、危険性の高い薬を使って、全然違う病気だった場合に副作用だけ出ても怖いし…。
一度だけですが、ご飯を自分から食べに行ったというのは、大きな前進であることは間違いないそうです。
ご飯を食べたら回復するのではなく、回復したからご飯を食べるようになるのだそうです。
FIPであったとしてもステロイドで症状の緩和は出来るのと、効果は出てきているということでした。
かなりの時間悩んでしまいましたが、いったんはしばらく様子見をすることにしました。
先生としてもそちらの方が良い選択だとおっしゃっていました。
一応10日分のお薬と7日分の食事をもらって帰りました。
次に病院に行くのは、何事もなければ食事がなくなる7日後、もし脱水症状が出ればすぐに点滴をしてもらいに行くという予定です。
様子を見ることにしたとはいえ、原因が不明というのは、これからどうすれば良いのか…。
睦が元気になることを祈りながら、出来るだけのことをしていくしかないですね。
ご飯を欲しがるのはとても良いことのようなので、期待も持っていきたいと思います。

いつものクッションで寝ている睦。鼻水のせいでだいぶん汚れてきています。

目ヤニもかなり出ています。調子が悪くなると粘膜がやられるのだそうです。
早くなんとか元気になってほしいです。

朔は睦が調子が悪いのが分かっているようで、元気な時のようにちょっかいをかけないです。
その分人間に遊んで欲しがったり、甘えたりが激しくなっています。
心なしか食欲も普段ほどにはないような感じもします。




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