「金持ち父さん 貧乏父さん」の感想

もうずいぶん前から超有名な本ですが、「金持ち父さん 貧乏父さん」の感想を書きたいと思います。

ロバート・キヨサキという方が書いた本ですが、内容についてはご存じの方も多いと思うので、ちょっとだけ。
著者にとって父は二人いるということです。

実のお父さんは学歴も高くて地位も高いのに「貧乏父さん」だった。
友達のお父さんは学歴は全然大したことはないけど「金持ち父さん」だった。

二人とも一生懸命働いて成功もしていたので収入もかなりあったけど、貧乏父さんはいつもお金に困り、金持ち父さんはハワイで最も裕福な人の一人だった。
金持ち父さんと貧乏父さんの大きな違いはお金に関する考え方の違いだった。

貧乏父さんは良い学校に行って良い企業に入って一所懸命働けば良い、というような価値観。
一方金持ち父さんは「お金に働かせる」にはどうすれば良いかを学ぶというスタンス。
お金の教育というのは学校ではされなくて、家庭でされるものだということで、9歳の時に実の親の言うことより、友達の父親のいう事の方を聞くことに決めた。
その後、色々な経験を積んで、実業家として成功した6つのエッセンスについて書かれた本です。

この本を読むまで、良い大学を出て、良い会社に入って、出世して、良い家を買って、みたいなのを目指すような人生の過ごし方をしていたのが、根底から覆されたようなショックを受けました。
その後、具体的な手法とかを勉強しようと思って、いろんな本を読んでみましたが、今、本屋さんに並んでるお金に関する本のほとんどは、この本の考え方が源流にあるのかな、という感じです。
2000年に出版されたものが、2013年に改訂されて出ているのですが、8年も前の本を今更、と言わずに、日本のいわゆる普通のサラリーマンの方には一度読んでみて欲しい本です。
新しい世界が開けるかもしれません。

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