今日は統計検定3級を受けてきました。
ちなみに3級は大学の基礎統計学の知識を評価するための検定ということです。
何で受けようと思ったかというと、会社でデータ分析研修を受けたんですけど、全然ついていけなかったからなんです。
そもそも前提知識は一切不要って話だったのに受けてみたら統計学の用語やら何やらが当たり前のように出まくるというヒドい研修でした。
大学時代に統計学は2年間必修科目で受けていたから、まだ用語だけは記憶の片隅に引っかかってはいたものの、内容とか使いどころとか計算方法とか丸ごと抜け落ちててダメでした。
グループワークの時間が何度もあったんですけど、周りの人たちはたまたま統計学やったことない人だらけで、もっと悲惨な状態。
とりあえずビッグデータを扱うための基礎知識と言われた謎の呪文達を一方的に詰め込まれて、何も理解できないまま終わったという、このままじゃ完全に無駄な時間になるようなものでした。
このままではいかん、ということで、まずは統計学をもう一度基礎から勉強せねば!と思ったわけです。
で、資格自体は4級からあるんですけど、かなり簡単らしいので飛ばして、大学初級レベルの3級にしようと思ったわけです。
通常の試験形式だと年二回、マークシートに記入して70点以上で合格ということですが、たぶん結果出るまでしばらく日にちがかかるんじゃないかと。
コロナ禍のためか去年から中止になっています。
代わりなのかCBT方式っていう、あちこちにある会場でPCを使って受験して、受験終了後その場で結果も分かる方式が取られているようです。
しかも合格点が少し低くて65点で良いんですって。なんでだろ。
最寄り駅にあるパソコン教室でもやっていたので、3週間後の日程で申し込みました。
申し込み方法は今時にしては珍しく、現地に行って紙書いて現金で検定料払うというものでした。
ハイテクなんだか何なんだか…。
勉強は、まずは色んな統計学の勉強のサイトを見て、公式の問題集を会社の後輩から借りて問題を解いてみるという方法です。
大学の初級とはいえ、分散とか偏差とか回帰とか√とかΣとかめっちゃ出てきて、数学アレルギーのある人にはかなり厳しい内容なんでは…。
実際の数字で解説してくれてるサイトはまだ分かりやすいんですが、xとかyとかで一般化された式で説明されるともう何が何やら…。
とはいえ、これからのデータ分析を必要とするような分野で働いていこうと思えば、最低限の入門レベルでしょうから、歯を食いしばって勉強しました。
勉強時間は3時間×10日ぐらいでしょうか。
過去問は大体分かるようになったのですが、時間切れのため途中で終わってしまいました。
まぁなんとかなるかーと思って受験してきました。
家で過去問やってた時は時間が少し余るぐらいだったのですが、本番で緊張したのか時間いっぱいいっぱいまでかかってしまいました。
でも勉強の甲斐あって合格!

とはいえ、試験範囲の内容全てが理解出来てるわけでもないので、復習が必要かな。
次は2級!
これも一応大学初級レベルということで、聞いたことはある単語だらけです。
内容は全く覚えていませんが。
これからの時代、たくさんのデータを正しく素早く扱い必要がある場面が多々あるかと思いますので、その入り口の勉強として必須になると思われる統計学。
学生の方ももちろん、社会人の方も是非勉強されてみることをお勧めします。
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